AIMY’s blog

英検1級への果てしなき道

長文読解の実力ゼロ。

正直に書きます。

 

長文、時間内に全部読めません。

何問か塗り絵します。

 

時間内に読み切れないこと、これはそもそも1級を受ける資格がないんだろうな、と今回改めてそう思っています。

 

過去3回、そうとは思いながらも、読めたところが確実に得点できればいいんだ、と思ってやってきました。

 

時間が足らない、正解にならない。

読解力ゼロということでございます。

 

今回の受験の前、精読をやりました。

精読で読解力が上がれば読む速度も上がるはず、と。

 

大学ノート(A4)に過去問のコピーを貼り付け、一文一文、正確に意味を取って訳していきました。

すると、文法事項の「抜け」ていた部分が明確になりました。

文法書でひとつひとつ確認していきました。

知っている単語でも、それでは意味が通らない。「へー。この単語、そんな意味もあったんかい?!」という発見もたくさんありました。

 

だんだんと1題にかかる時間が早くなっていくのを少し感じられるようになってきました。

 

以前はできていなかった、4つの選択肢の違いが明確に読み取れるようになってきました。

正解以外の選択肢は「明らかに間違っている」ことが、即座に分かるようになってきました。

 

よし、だいぶ力が付いてきたんじゃない?

 

 

 

ですが、100分の時間制限で本番通り解いてみると、やっぱり「焦って」読めません。

1題にかける時間を気にしすぎて、「もう終わらないと!時間が足らなくなってしまう!」という気持ちに支配されてしまいます。

 

時間をかければ解けるけど、やっぱり速度が付いていない。

つまり、まだ全然読解力がついていないってことですね。

 

あ~、だめだと思いながらも今回受験しました。

 

作戦変更。

Part2は全部すっ飛ばし、Part3に全力を注ぎました。

 

解く順は、

①Part1

②英作文

③Part3

④Part2

としました。

 

やはりPart2は、できず塗り絵しました。

(試験後、解いてみたら結構正解できたので、ちょっと後悔。でも時間制限ありの中ではきっと正解にはなっていなかったと思います。)

 

 

今回、子供も一緒に受験(準1)しました。子供本人の成績については触れませんが、試験後、自分はどれくらい解けるだろうかと解いてみました。

 

十数年ぶりに準1級の問題を解いてみて、「あれ、こんなに容易な英語で書かれていたっけ?」と感じることができました。ほぼ全問正解することができました。

 

大学1年で初めて受験をし、大学時代に数回受け、逃げ、社会人時代に「やっぱりがんばろ」と数回受け、逃げ、結婚、子育てですっかりやる気もなくなっていました。

 

ですが、これでは生徒に恥ずかしい(いちおう英語を教える仕事に就いています…結婚後)と思い直し、2回目で何とか合格しました。

 

なんと長い長い道のりだったことか。2級と準1級の隔たりはとてつもなく大きなものでした。職場でも「準1持ってるの?すごいね。」と言われることが何度もありました。同じ英語を教える立場にいる先生方も、通常業務をこなしながらではよぼど本腰をいれなければ難しいだろうなあと思います。

 

あんなに苦労してやっと手にした準1級の合格。

今、十数年ぶりに解いてみて、時間もだいぶ余裕がもて、ほぼ全問正解。

ぎりぎり合格した準1だったけれど、今はきっと確実に力がついているんだ。

そう思えたのは嬉しいことでした。

 

そして、この時実感することができた、詰まることなく読み進められて、時間内に正解が選べる力。

 

ここまでとは言わなくても、ある程度のこういう余裕が1級の長文を読むときに身についていなければ、受験しても意味がないのでは?と思うようになりました。

 

当時使っていた準1級の文単をクローゼットから引っ張り出して読んでみました。すいすい読めます。

 

準1過去問や教材を使ってスピードを付ける練習をするのがいいのかも知れない、と思っているところです。良いかどうかはわかりませんが。

 

 

 

とにかく、まだまだ修行が必要です。